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コンテンツマーケティングの成功事例から学ぶ!有効なコンテンツとは?

コンテンツマーケティングの成功事例から学ぶ!有効なコンテンツとは?
リッキー

リッキー

近年、Webマーケティング施策の主流となっているコンテンツマーケティング。

いざ取り入れようにも、どのような施策で、どのように取り入れればよいのかがわからなければ、成功できません。

コンテンツマーケティングで成功するためには、まずは他社の成功事例をもとに分析し、そこから有効な方法や施策を参考として自社コンテンツに落とし込むことが重要になります。

 

そこで今回は、コンテンツマーケティングの成功事例をいくつかご紹介いたします。

 

コンテンツマーケティングの成功事例

コンテンツマーケティングに取り組んでいる企業はたくさんありますが、その中でも特に成功していると言える事例をいくつかピックアップしました。

ここでまずは成功事例を見ていき、その特徴や自社でも活かせる点などを確認してみましょう。

 

北欧、暮らしの道具店

北欧、暮らしの道具店

コンテンツマーケティングの成功事例として特に有名なのが、『北欧、暮らしの道具店』です。北欧をテーマしたメディアということで、北欧テイストにマッチする雑貨や衣料品などの商品が多数あり、バイヤーが独自の目線で自ら紹介しているコンテンツが多く見受けられます。

 

サイト内のコンテンツは、「読み物カテゴリ」と「お買い物カテゴリ」に分けられています。「読み物カテゴリ」では、特集記事やミニコラムなどの記事コンテンツが用意されており、その中で内容に関連する商品が紹介されています。また「お買い物カテゴリ」には商品紹介ページが並んでいますが、これらは読み物的な要素も強く、ユーザーをサイトのファンとして獲得することのできる体制が整っています。

特に“人の暮らし”にフォーカスした提案をするコンテンツが中心で、インテリアやライフスタイルなどのテーマに関心のあるユーザーを多く獲得しています。サイトにファンをつけて何度も足を運んでもらい、その中で自社の商品も目に触れるように促しながら、結果的にコンバージョンにつなげるというコンテンツマーケティングの基本的な流れを効果的に実践することができています。

 

Lidea

Lidea 

コンテンツマーケティングの成功事例として有名なのが、『Lidea』というメディアです。

運営はライオン株式会社で、主にキッチン周りや掃除、洗濯などに関する、日常生活のお役立ち情報をコンテンツとして発信しています。

そのほか、健康や美容についてのコンテンツも多数発信しており、特に主婦層のユーザーから非常に評判の良いメディアになっています。

 

Lidea』の特徴は、お役立ち情報のコンテンツと商品紹介がバランスよく発信されているという点です。

日々更新されるコンテンツ記事の中に、商品紹介のある記事とない記事が混在しています。あくまで購買を目的としたメディアでありながら、商品とは関連づけないコンテンツもおくことで、ユーザーにとって役立つメディアに仕上がっています。また商品紹介のある記事に関しても、決してプロモーションを主とした内容ではなく、洗濯や掃除などのテーマのお役立ちコンテンツの中に、関連するおすすめ商品として商品ページへのリンクが設置されています。そのような配慮によって、ユーザーが過度に購買を意識することなくコンテンツを楽しむことができるようになっています。

 

ニキペディア

ニキペディア

『ニキペディア』は、ニキビ治療に特化したスキンケア用品「プロアクティブ」を販売している「ガシー・レンカー・ジャパン株式会社」が運営するメディアです。ニキビに関する情報を網羅しており、スキンケアの方法やニキビの予防・対策に関してなど、提供している情報は幅広いです。

 

「ニキビ」という、悩みが深く、また悩んでいる人も多いテーマを扱っているからこそ、ユーザーのニーズが非常に高いのも特徴です。そのため、一度きりにならず何度もメディアを訪れるようになるユーザーもたくさんいます。

『ニキペディア』ではそのようなユーザーのニーズを理解し、ニキビについてのあらゆる悩みを解決することのできるコンテンツを用意しています。網羅性が高く、「あのサイトを見れば解決する」という信頼感をユーザーに感じさせるようなコンテンツ作りを徹底しているのです。

 

 

業界ごとのコンテンツマーケティングの特徴

ここまで、コンテンツマーケティングの成功事例とその特徴などについてお話ししてきました。各企業ごとにそれぞれ色があり、事業の特性を活かしたマーケティングを行っています。

事業の特性を活かしたマーケティングというのは、業界ごとに見ていくことでその大枠を捉えることができるでしょう。ここからは、業界ごとに見たコンテンツマーケティングの特徴についてお話ししていきます。

 

IT業界

IT業界の顧客は、必ずしも商品やサービスの購入が目的でサイトを訪れるとは限らず、問題解決の方法や知識を求めてくる人も多いです。そのため、IT業界のコンテンツマーケティングは、直接的に自社のサービスを伝えるだけではない場合もあるのです。

例えばITのノウハウがあまり豊かでないような企業では、業務の効率化やシステムのセキュリティ強化、アクセス解析の方法などにおいて問題を抱えていることも多いです。

そこで、顧客のそのような問題意識にフォーカスし、自社の商品やサービスと直接の関係はないようなコンテンツを発信するというマーケティング方法もあります。

これによって、そのコンテンツの注目度が上がり、またユーザーである他社からの信用度も高めることができるのです。

 

人材業界

人材業界では、主に就職希望者に向けたコンテンツマーケティングが展開されています。

例えば特定の職業について、その職に就くのに必要な資格や望ましい進路などを解説したコンテンツを発信し、就職希望者のキャリアアップのイメージを明確にしてあげることができます。

また就職活動の基礎知識として、履歴書作成のコツや面接の心得などの情報などもユーザーからのニーズが高く、人材業界のコンテンツマーケティングにおいては頻繁に扱われるテーマです。常に検索ボリュームが大きいため、それらの情報が充実しているサイトは知名度や注目度も高くなるでしょう。

 

そのほか、企業で働く社員へのインタビューなどの記事を掲載する場合もあります。オフィスでのリアルな姿をイメージしてもらうことができ、またその姿に憧れを抱いてもらうことで、応募への意欲をより引き出すことができます。

 

士業

士業とは、主に弁護士や税理士、会計士などの職業を指し、特に専門性の高い仕事です。

そのため見込み客からすると、得られる利益について具体的にイメージすることが難しく、なかなか利用に踏み切ることができない人も中にはいます。顧客になってもらうためには、それぞれが抱えている課題をどのように解決することができるのか、分かりやすく伝える必要があります。

そのようなことから、士業の方々が行うコンテンツマーケティングは、見込み客が抱えた問題への解決策を提示するものであることが多くなっています。

例えば弁護士であれば「離婚に際して注意すべき点」だったり、税理士であれば「確定申告の手順」だったりと、見込み客が問題解決に向けて踏み出すきっかけになるようなコンテンツが理想的です。また、Q&A方式などのキャッチーなコンテンツも発信することでもより多くのユーザーを獲得しています。

 

不動産業界

不動産業界の中でも特にコンテンツマーケティングと相性の良いのが、不動産仲介業者です。不動産仲介業者が顧客を獲得するためには、見込み客に入居後の生活を具体的にイメージさせることが重要です。

そのためコンテンツマーケティングでは、あらゆる間取りの良い点・悪い点や、魅力的な間取りなどを取り扱い、ユーザーがその後の生活をイメージした上で最適な物件探しができるよう促します。

また、街ごとの家賃相場や近隣環境などの情報をまとめてコンテンツとして発信しているサイトもあります。物件探しをしている人が気になっているのは物件そのものの情報だけではなく、物件が所在する環境についても物件の選択基準となるため、そこにフォーカスしたコンテンツマーケティングも有効な施策となるのです。

 

製造業界

製造業では各分野ごとに、名の知れた一部の有名企業のネームバリューが非常に強いという特徴があります。「有名なメーカーの製品の方が質が良いだろう」というイメージが消費者の中に根付いているのです。そのため中小企業の中は、いかに製品のクオリティを高めてもなかなか有名企業との差が埋まらないというジレンマを感じる企業が多いのです。

 

そんなジレンマを解決するために、コンテンツマーケティングを活用します。

製造業のコンテンツマーケティングは、商品に関してユーザーがまだ持っていない知識を提供するために用いられます。はじめから、ホームページなどで専門用語を並べた製品ページを見ても、馴染みのないユーザーには十分な理解ができません。

しかし業界や製品に関しての基本的な知識をコンテンツにして発信することで、ユーザーの理解の第一歩をサポートすることができ、その先の自社製品のプロモーションをスムーズに進めることができるのです。

 

飲食業界

飲食業界のコンテンツマーケティングは、求められている情報の幅が広く、また必要な情報量も膨大です。人気の飲食店や食の流行、またジャンルごとに特化したグルメ情報など、発信されているコンテンツの種類は多岐に渡ります。

ニーズが高いため、ライバルに負けないコンテンツ戦略を打ち出して多くの流入を獲得することができれば、大きな成果を期待することができます。

 

とはいえ、ライバルが特に多い業界のコンテンツマーケティングで注目を集めるのは、なかなか至難の業です。

そのため飲食業界では工夫してコンテンツマーケティングを行なっているところも多く、例えばひとつの食材や料理に特化してサイトを運営するというケースは多いです。ひとつの分野以外は扱わない代わりに、その分野についてどこよりも深く掘り下げ、よりニッチなファンを獲得するという戦略です。

 

アパレル業界

アパレル業界では今日、販売の場を実店舗からECサイトへと移行する動きが活発になっています。

それに伴い、プロモーションの方法もチラシなどの紙媒体からWeb媒体へと移行しています。ECサイトに顧客を集めるためには、Webマーケティングの強化が必須なのです。

その一環で、現在ではさまざまなアパレル企業がコンテンツマーケティングにも力を入れ始めています。

 

コンテンツの内容としては、シーズンやシチュエーションごとのコーディネートのアドバイスや、カテゴリごとのオススメアイテムの紹介など、顧客のファッションへの興味や購買意欲を高めるものであることが多いです。

また、スタッフのコーディネートなどを紹介し、より親近感を感じてもらえるようなコンテンツを作っている場合などもあります。

 

インテリア業界

インテリア業界の顧客の購買基準には、価格や製品そのものの機能性だけではなく、好みや感性に響く製品という点もあります。

そのため、コンテンツマーケティングにおいても、価格の情報や機能性などをアピールする以外に、顧客の感性に訴えかけることが必要です。例えば、「家具に込められた作り手の想い」などといったコンテンツを発信することで、顧客が製品に対して思い入れを持ってくれることがあります。

また、インテリアというのは人の生活にとても密接に関わっているものです。「家具からイメージできるライフスタイル」など、フォーカスを製品そのものからずらしたコンテンツがあると、顧客の製品への興味がさらに高まることもあるでしょう。

 

美容業界

美容業界での顧客獲得には、商品の良さをアピールすることがとても重要です。

ただし美容業界、特にコスメなどの商品においては、業界各社の競争が非常に激しくなっています。そのためコンテンツマーケティングでは、単純に商品の良い点を挙げるのではなく、他社商品と比較して特に優れている点などをはっきりさせているコンテンツが有効になってきます。

 

さらに、その商品を使用する際の注意点や、おすすめの使用方法などを説明すると、ECサイトとしての信頼度も上がるでしょう。近年では、それらのような情報を動画コンテンツとして発信することで、人気に火がつくこともあります。

 

旅行業界

旅行業界では、旅行代理店やキュレーションメディアなどが非常にたくさんのコンテンツを発信しています。それらのコンテンツは、旅行先の観光地の情報が簡単に手に入るため、旅行に関心を持つ多くのユーザーが利用するものになっています。

競争が激しいため、各メディアが旅行先の写真や説明などをより充実させるために努力しています。ユーザーはより良い旅行先やプランを探しているため、その場所に旅行に行けばどれだけ楽しいかというところの訴求に力を入れているのです。

 

例えば、ユーザー自身が実際に旅行しているような気分で読み進めて行くことができるような、時系列を追ったプランガイド記事は人気があります。

また、季節ごとのおすすめ記事や、付近で人気の宿泊施設などの情報を織り交ぜた記事などもユーザーからの評価が高くなっています。

 

スポーツ・アウトドア業界

アクティビティをサービスとして提供している業界では、言葉だけでは魅力が伝わりにくいという難点があります。だからこそ、コンテンツマーケティング施策にいかに工夫を凝らすかという点が非常に重要になります。

特に動画コンテンツでの訴求は効果が大きいです。アクティビティを実際に行っている様子をユーザーに見せることで、具体的にイメージしやすくなり、興味を持ってもらえる可能性も高くなります。

また初めての人には少し難しいアクティビティなどの場合は、基本ルールやコツなどを解説した動画などを公開することで、ユーザーの参加へのハードルがグンと下がるかもしれません。

 

教育業界

教育業界では近年、eラーニングなどWebを媒体としたツールの増加などもあり、そのサービス形態が急速に多様化しています。そしてサービス形態の多様化にともなって、顧客のニーズも同じように多様化しています。その中では、ターゲットニーズをしっかりと見極めて、それぞれのニーズに応じたアプローチをしていくことが特に重要になります。

 

そのため教育業界のコンテンツマーケティングでは、自社が提供しているサービスがどの年代の人、またどの立場の人をターゲットとしているのかが明確に伝わるようなコンテンツの発信が必要です。例えば英語のレッスンを例にとってみても、留学を目指す学生向けなのか、それとも社会人向けなのか、ターゲットによって伝えるべき情報は違ってくるでしょう。また同じ社会人でも、ビジネススキルとして英語を身につけたい人と趣味的に英語を学びたい人では、そのニーズも違います。

 

さらに例を挙げると、例えば予備校の宣伝だとしても、実際に学習に取り組む生徒に向けてのコンテンツなのか、はたまたお金を払う保護者に向けてのコンテンツなのかで、集客も異なってくるでしょう。

 

 

コンテンツマーケティングにはあらゆる方法がある

コンテンツマーケティングの方法として一般的なのは、コンテンツによる情報発信を主目的とするメディアを立ち上げて行うものです。これはコンテンツマーケティングのもっともスタンダードな方法で、とても多くの事例があります。コンテンツマーケティングといえばこのような、コンテンツメディアの運営を思い浮かべる方が多いでしょう。

しかしコンテンツマーケティングにはそのようなスタンダードなもの以外にも、あらゆる方法があります。例えば今回、成功事例の1つ目としてご紹介した『北欧、暮らしの道具店』のような、ECサイトをメディア化するケースも非常に多く見られます。またその他にも、ソーシャルメディアや動画コンテンツを活用したコンテンツマーケティングもあります。

実施できる媒体が限定されていないため、同じコンテンツマーケティングでもあらゆる方法で取り組むことができます。何らかのコンテンツが含まれる媒体であればどのようなものでも、コンテンツマーケティングの場となり得るのです。

 

 

まとめ

コンテンツマーケティング施策実行中

今回は、コンテンツマーケティングの特に有名な成功事例や、業界ごとのコンテンツマーケティングの特徴などをご紹介してきました。

コンテンツマーケティングといっても、さまざまな手法があり、各業界各企業はこぞってそれぞれの事業内容に沿った施策を打ち出しています。

成功事例はあくまで参考ですが、手法やノウハウを盗み出して自社のコンテンツマーケティングに活かしましょう!