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オウンドメディアのCMS10選|立ち上げ支援ツール

オウンドメディアのCMS10選|立ち上げ支援ツール
リッキー

リッキー

オウンドメディア運用に欠かせない「CMS」。「コンテンツ・マネジメント・システム」という名の通り、オウンドメディアの記事投稿から管理、運用までを、HTMLCSSの知識がなくても行うことができます。

例えば「メディアを立ち上げるためにはサイト制作の知識がいるのではないか」という懸念から、オウンドメディアの制作を諦めてしまうケースもあるかもしれません。そのような人のためのツールと言っても過言ではないのが、CMSです。

CMSを利用すれば、誰でも簡単に見栄えの良いオウンドメディアを制作することが可能になります。また、無料のツールもあるため予算を削減することもできるでしょう。

 

今回はオウンドメディア立ち上げの際におすすめのCMSをご紹介していきます。

 

無料でオウンドメディアを構築できるCMS

無料でオウンドメディアを構築できるCMS

オウンドメディアの運用は、場合によっては少ない予算でも高い集客力を発揮することができるため、高い費用対効果を得られる可能性があります。

ここでは無料でオウンドメディアを構築できるCMS3つご紹介いたします。

 

WordPress

  • 特徴

WordPressは世界で30%以上のシェアを誇り、日本でも広く普及しているCMSです。ソースコードが無償で公開されているため、サービスを無料で利用することができます。またデザインテンプレートや、プラグインと呼ばれる拡張機能の豊富さも魅力です。

そのような使い勝手の良さから、使っている人や企業も多く、WordPressに関する参考書や解説記事などが多く出回っているほか、セミナーも開催されています。使っていて疑問が生じた際に、すぐに情報を仕入れることで解決の可能性が広がる点は実は大きな魅力です。また、オウンドメディアを運営する上では重要な要素であるSEO関連の各種機能も搭載されています。

加えて、ライターや編集者などのシステムやデザインには関わらない人に、機能を制限したアカウントを発行できるのもメリットです。間違えてサイトデザインを変更してしまうようなことを防ぐことができます。

 

  • 費用

無料

 

  • 公式サイト

WordPress.com: 無料のサイトやブログを作成

 

MODX

  • 特徴

MODX(モドエックス)は、軽快な動作を重視して開発されているCMSで、管理画面のシンプルさや操作の簡易性が特徴となっています。ツール自体のインストール方法もWebブラウザを用いた簡単なものになっているため、導入のハードルは高くありません。

記事投稿についても、テキストの編集はWordのような使用感で行うことができるため、CMSに慣れていない人でも操作しやすいです。さらに多少のHTMLの知識があればデザインの変更もでき、自由度が高い点もポイントです。

 

  • 費用

無料

 

  • 公式サイト

MODX 日本公式サイト

 

Wix

  • 特徴

Wixは、イスラエルの企業によって開発された無料で使えるCMSです。クラウド型のサービスであり、全てのプランにサーバーが付帯しています。また、デザインテンプレートが豊富にあり、特にレスポンシブデザインが充実しています。テンプレートを用いて簡単にデザインを反映させることができるため、HTMLを編集しなくてもデザインのカスタマイズがしやすいという特徴があります。

ただし無料版では独自ドメインが使用できなかったり、広告が表示されたりという制限もあります。とはいえ、月額841円からの有料プランを契約すれば、そのような制限はなく使えるようになります。有料プランに抵抗がある場合もあるかもしれませんが、先述のとおり全てのプランにサーバーが付帯しているため、本来は安くとも月1000円ほどはかかるサーバー代が不要です。その点を考えると、有料プランでも比較的安価でオウンドメディアを構築し運用することのできるCMSと言えるでしょう。

 

  • 費用

無料プラン

有料プラン:月額841円〜

 

  • 公式サイト

ホームページ作成 | 無料ホームページの作り方 | Wix.com

 

デザイン機能が豊富なCMS

デザイン機能が豊富なCMS

オウンドメディアで集客を行う上で、メディアの見た目は企業のイメージを左右する非常に重要な要素です。

ここでは、デザイン機能の豊富なCMS2つご紹介いたします。

 

BiND Cloud

  • 特徴

BiND Cloudは、クラウド上でオウンドメディアを作成できるCMSです。Webブラウザ上で使えるクラウド型のツールですが、サービスの元となっているのは同じく株式会社デジタルステージが提供しているローカル環境専用のWeb制作ソフト「BiND10」です。BiNDクラウドはクラウド型のサービスでありながら、ローカル型である「BiND10」の性質を引き継ぎ、オフラインでも編集が可能です。

高品質なデザインテンプレートが豊富に用意されており、はじめに好きなデザインのテンプレートを選んで作成を始めることができます。またそのほかにも、希望のサイトイメージに基づいて自動でデザインを生成してくれる機能や、全くの白紙からデザインを構築できるプロ仕様の作成方法もあります。

ページ内のデザイン・レイアウト編集も、ソースを見ずとも見た目そのままに操作することができるため、簡単に行うことができるでしょう。

 

  • 費用

エントリーコース:無料

基本コース:¥29,760/

ビジネスコース:¥98,000/

 

  • 公式サイト

ホームページ作成・制作サービスBiNDup(バインド・アップ)

 

Strikingly

  • 特徴

Strikinglyの一番の特徴は、いま主流のおしゃれでデザイン性の高いテンプレートが非常に豊富だという点です。無料プランでも約30種類ほどのテンプレートを使用することができ、「ビジネス」「ブログ」「ポートフォリオ」などのカテゴリ分けがされているため、希望のイメージに合わせて選びやすくなっています。

またStrikinglyは、1ページ完結のランディングページを作ることを目的としています。近年では、企業やショップなどのホームページなどでも1ページに収められているサイトが多く見受けられます。1ページ完結のオウンドメディアを制作するのには非常に適したCMSであると言えます。

さらにデザインテンプレートには全てレスポンシブデザインが採用されており、デバイスを問わずUIを考慮したメディアを作ることができるでしょう。

 

  • 費用

(年額プラン)

LIMITED版:$8/

PRO版:$16/

VIP版:$49/

 

※ドル換算のため、国内利用の場合は円安・円高の影響を受けます。

 

  • 公式サイト

ウェブサイト制作 – 無料のウェブサイトビルダー | Strikingly

 

しっかり作りこみたい企業サイト向けCMS

しっかり作りこみたい企業サイト向けCMS

サイトの作りこみは自社の信頼性を高めるための重要な要素となります。「必要な情報がわかりやすく示されているか」「無駄な装飾がないか」など、見た目からサイト構造まで、しっかりと作りこみをすることが大切です。

ここからは、しっかり作りこみたい企業サイト向けのCMS2つご紹介いたします。

 

CMS BlueMonkey knowus

  • 特徴

CMS BlueMonkey knowusでは、HTMLの知識がなくても簡単に記事の投稿や更新が可能です。Webサイトの知見にさほど関係なく、誰でも比較的簡単に操作できるようになっているため、管理や更新などをチーム内の複数の人間で分担しやすくなるでしょう。

記事ページの作りこみもしやすく、例えば設定した条件によって記事の下に関連記事が表示される機能や、SNSのシェアボタンや Likeボタンを設置できる機能などが備わっています。それにより、サイト内の回遊性や他メディアとの連携強化を図ることができます。

またセキュリティ対策が万全に行われており、ウイルスの侵入や不正アクセスなどを自動検知する機能が備わっている点も、企業のオウンドメディアを運営する上では適しています。そのほか、訪問による運用サポートが可能であるなど、サポート体制の充実も特筆すべき点です。

 

  • 費用

S」プラン:3万円/

SS」プラン:5万円/

「専用スタンダード」プラン:7万円/

「ハイエンド」プラン:12万円/

 

  • 公式サイト

ホームページ制作ならCMS「BlueMonkey(ブルーモンキー)」

 

infoCMS

  • 特徴

infoCMSは、初心者でも扱いやすいようなWebサイトのビジュアルをそのまま直感的に編集できるUIを実現したCMSです。複数の人間がコンテンツの編集を行うような企業のオウンドメディア運営においては、編集画面のUIが非常に重要です。多くのCMSはシステム重視の傾向があり、操作の難度を問わずさまざまな機能が集まるダッシュボード上で編集を行う必要があります。infoCMSでは、編集者権限でログインすることでサイト上のコンテンツ部分に編集アイコンが表示されます。

見出し部分、テキスト部分、画像部分など、それぞれパーツごとにサイト上で直接編集作業を行うことができるため、CMSに詳しくない、Web担当者以外の人でも簡単にコンテンツの編集を行うことができるのです。

また、誤った編集によるリスクを防ぐための承認フロー機能も実装しています。これにより、個々に編集権限の承認をすることができ、誤操作を予防することができます。

 

  • 費用

初期料金:15万円〜

月額料金:35千円〜

 

  • 公式サイト

CMSなら、自由度の高いinfoCMS|オールインワン商用CMS

 

ブログ向けCMS

ブログ向けCMS

個人だけでなく、企業でもブログを運用するケースはあります。スタッフブログやイベント告知など、会社のプライベートな情報の発信にブログが活用できます。ブログ向けのCMSを利用することで、社内のブログ運用がしやすくなるでしょう。

ここではブログ向けのCMS2つご紹介いたします。

 

はてなブログMedia

  • 特徴

はてなブログMediaは、個人向けブログサービスとして有名な『はてなブログ』と同じ会社が提供するもので、企業向けのサービスになっています。

その特徴はSEOに強いところで、自然検索流入による集客力を重視したオウンドメディア構築に最適なCMSと言えます。ブログでは、自然検索からの流入を増やすことが集客の肝となります。SEO対策をCMSに頼ることができるのは大きなメリットでしょう。

また、記事投稿のしやすさもはてなブログMediaの大きな特徴です。営業担当や人事担当など、Webサイトの運用担当以外の人が多くブログに携わる場合、初心者でも扱いやすいCMSを選ぶことが重要です。多くの人が手軽に記事投稿をできれば、効率よくブログを運用していくことができるはずです。

 

  • 費用

問合せ確認(公式サイトに記載なし)

 

  • 公式サイト

はてなブログMedia ならオウンドメディア運営に必要な全てが揃う – はてなのコンテンツマーケティング支援総合サービス

 

Geeklog

  • 特徴

Geeklogは、セキュリティ機能に定評のあるCMSです。標準搭載機能の多さも特徴で、「イベント投稿機能」などの本来はプラグインを追加して実装するような機能も、デフォルトで搭載されています。追加プラグインには少なからずセキュリティ的なリスクも発生するため、それが軽減されていることもセキュリティ面の強みと言えます。

また権限設定機能も充実しており、「記事投稿」「ユーザー管理」「メール管理」「リンク管理」など、作業ごとに細かく異なる権限を各担当者に付与していくことができます。個人単位だけでなくグループ単位での権限付与も可能で、閲覧権限と編集権限で分けることもできます。社用のブログに使用するCMSとしては、複数人での運用でも誤操作などのリスクを回避することができる点はメリットになります。

 

  • 費用

無料

 

  • 公式サイト

Geeklog Japan – Geeklog 2.2 PHP7対応

 

特徴を把握して有効なCMS選択を

特徴を把握して有効なCMS選択を

今回は、オウンドメディア立ち上げの際におすすめのCMS10選、特徴ごとに分けてご紹介してきました。使用する環境や条件に応じて、適したCMSを選択することが重要です。

CMSを導入してオウンドメディア運用に成功すると、集客アップや認知度の向上、ブランディングなどさまざまな効果を得ることができるでしょう。

予算はどれくらいあるのか、どのような目的のオウンドメディアなのか、重視したいポイントは何なのか、あらゆる条件を考慮のうえ、ぜひ最適なCMSを見つけてみてはいかがでしょうか。

 

オウンドメディアの制作を検討しているなら、ぜひ一度オウンドメディア制作の実績が豊富な株式会社IKUSAへお問い合わせください。

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