成果につながる!Web広告を出す前に必ず考えておきたい5つのこと
米田真介
あなたは、自社のホームページやWEBサイトの売り上げアップのためにWeb広告の導入を検討していますか?
Web広告は、すぐに出稿したくなりますが、事前準備がとても重要になります。ここでは、「成果につながる!Web広告を出す前に必ず考えておきたい5つのこと」としてお役立ち情報をお届けします。
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- 目次 -
1.Web広告の特長と種類を知る
自社の製品やサービスを普及・認知させる方法は、通常の広告やWeb広告など様々な宣伝方法が存在します。その中でも、インターネットの発達に伴いWeb広告の成長は著しいものがあります。
通常の広告、Web広告共にいくつかの種類がありますので、ここでは通常の広告の概要にふれた後、Web広告を4種類ご紹介していきます。
通常の広告とは?
通常の広告は、「マス広告」、「SP広告」の2種類に分けることができます。マス広告とはマスコミを利用した広告のことで、「テレビ広告」、「新聞広告」、「ラジオ広告」、「雑誌広告」の4つに分類が可能です。
SP広告とはマス広告以外の広告のことで、「折り込みチラシ」、「電車内の広告」などが挙げられます。
Web広告とは?
通常の広告に対して、インターネットを利用したものをWeb広告と呼びます。この広告は、パソコンとスマートフォンが一般家庭に普及したことにより、現在でも拡大を続ける巨大な市場となっています。一般的、通常の広告は莫大な費用が必要となります。例えば、民法のテレビでCMを流そうとすると数千万円の広告費がかかります。
一方、Web広告の1種であるリスティング広告であれば「1クリックで100円」といったリーズナブルな価格で広告を出稿できます。Web広告は大手企業だけでなく、中小企業や個人でも利用できる広告であると言えます。
それでは、次段落からWeb広告を4種類ご案内していきます。
Web広告1:リスティング広告
ご紹介するWeb広告の1つ目は、リスティング広告です。これはGoogleやYahoo!の検索結果に表示させるクリック型広告です。
この広告は、出稿するだけでは費用がかからず、ユーザーのクリックに対してのみ広告費が発生します。「1クリックで120円」など、検索キーワードの人気の高さによって価格が変動する「入札制」となっています。
Yahoo!ジャパンプロモーション広告のスポンサードサーチを利用した場合、「3,000円~」という少額の資金で広告を出すことが可能です。
リスティング広告(検索連動型広告)の基礎知識と費用について | 勝ち続けるためのコンテンツマーケティング
Web広告2:動画広告
Web広告の2つ目は、動画を使った広告です。最近ではYouTubeに表示される動画広告が有名です。
Google社が提供する「Google True View」のインストリーム広告を利用すると、ユーザーがYouTube動画を再生した際に数秒間の動画CMを流すことが可能です。
同じくGoogle True Viewのインディスプレイ・インサーチ広告に出稿すると、YouTubeランキングに自社ページが表示されユーザーを動画に導くことができます。
Web広告3:メールマガジン広告
Web広告の3つ目は、メールマガジンに掲載する広告です。メールマガジンは通称「メルマガ」と省略して呼ばれ、ユーザーが登録したメールアドレス宛に情報を届けるサービスです。
このメルマガの上部や下部などの空いたスペースに広告を掲載するのがメールマガジン広告です。
大容量のインターネットが普及する前は文章のみの広告でしたが、ブロードバンドが普及したことにより写真や画像を使った広告の配信が可能となっています。
Web広告4:アフィリエイト広告
Web広告の4つ目は、アフィリエイトという仕組みを利用した広告です。アフィリエイトとは、Webサイトやブログの運営者に、サイト内に広告を貼り付けてもらい自社の商品やサービスを販売する仕組みのことです。
楽天リンクシェア等のアフィリエイトをおこなっているサービスプロバイダーと契約する必要があります。富士通やDELLなど国内や海外の大手企業やメーカーが同広告を利用しています。
2.自社のビジネスの強みを理解する
Web広告を出稿する前に、自社のビジネスを再認識しておく必要があります。自社の強みを知り、お客様がどのような商品やサービスを求めているかを確認し適切な広告を作成しましょう。
広告を出す前に、以下の3ポイントを紙などに書き出して整理してみましょう。
1. どのような商品やサービスを提供できるか?<br/ >
2. どのようなターゲットのお客様に購入していただけるか?<br/ >
3. 自社の商品やサービスを「何セット、何個」販売したいのか?<br/ >
闇雲に広告を出すと広告費が無駄になってしまいますので、一度この3点を検討しておきましょう。
3.Web広告の戦略を立てる
次に、Web広告の戦略を立てていきます。ここで一度考えていただきたいのが、「広告は何を目的に出すのか?」ということです。
ビジネスの基本は「経費を出来る限り少なくし、利益を出来る限り多く出す」ということです。広告を出稿する際にも「広告費を出来る限り抑え、ホームページやWebサイトの利益を最大化する」ことが重要です。
第2章で書き出した3つのポイントなどをベースに、戦略を立てましょう。紙に計画を書き出すことがオススメですが、エクセルなどで広告費のシミュレーションを作成しても良いでしょう。
4.LP(ランディングページ)を作成する
Web広告の戦略を立てたら、次にLPを作成していきます。LPとは、スマートフォン時代に対応して普及が進んでいる1ページに多くの情報が載っているWebページのことです。
パソコンからのインターネットアクセスよりも、スマーフォンやタブレットからのアクセスが現在では多くなっています。スマートフォンで下にスライドしやすいページを作成しましょう。
LPはWebデザイナーに発注をして作成することが多く、内容によって前後しますが10〜90万円程度の制作費用がかかります。
LPページの構成は以下の流れが一般的です。
1. ファーストビューと呼ばれるページ上部の部分<br/ >
2. ページ中央のサービスや商品をご案内する部分<br/ >
3. ページ最下部のお申し込みフォーム<br/ >
5.Web広告の効果測定の準備をする
Web広告は、「事前準備→広告出稿→結果計測→広告改善」というサイクルを意識して運用することが重要です。
第4章でご紹介したLPページが完成した後は、いよいよ広告を出します。例えばYahoo!ジャパンのスポンサードサーチに出稿する場合は、Yahoo!のビジネスアカウントを取得しプロモーション広告に自社情報を登録し準備をします。
キーワードなど必要事項を入力し実際に広告を出稿すると、Yahoo!ジャパンプロモーション広告の管理画面に検索ユーザーのアクセス数などのデータが蓄積していきます。これらのデータを計測し、出稿している広告のキーワードなどを変更していきます。
例えば、「新発売!〇〇」というキーワードと「大好評!〇〇」という検索キーワードを比べた場合に、
- 広告費の単価が低いのはどちらのキーワードか?
- 費用対効果が高いのはどちらのキーワードか?
- クリック率や購入率が高いのはどちらのキーワードか?
といった点をチェックし、広告文など少しずつ改善して売上アップさせていきましょう。
広告費削減と利益アップを狙ってWeb広告を出稿しましょう
「成果につながる!Web広告を出す前に必ず考えておきたい5つのこと」をご紹介してきました。
繰り返しになりますが、Web広告は「広告費削減と利益アップ」がとても大切です。事前準備でこの点を確認してから出稿し、自社サービスの拡大を目指しましょう。
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