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SEOで差が出るメタ情報!最適な「ページ概要」の書き方

SEOで差が出るメタ情報!最適な「ページ概要」の書き方
米田真介

米田真介

メタ情報とは、WEBページのヘッダー内に記述する、「メタタグ」を使って書かれたさまざまな要素のことです。この情報は本文(ボディー)に書かれたテキスト情報と異なり、WEBページ上には文章として表示されません。しかし、訪問者の獲得に際しては近年大きな役割を果たしています。

 

メタタグで記載できる情報は複数存在しますが、中でも注目されているのが、「メタディスクリプション」、つまり「ページ概要」です。近年のSEO業界において、メタタグの情報は検索ランクの順位決定に直接影響しないとされているものの、検索エンジンから有用な情報と認識される傾向があることは知られています。ユーザーの検索クエリと関連が強ければ、検索結果に載る紹介文として頻繁に採用されるのです。

 

そのため、2018の検索エンジンアルゴリズムにおいては、「メタタグ内のページ概要」はSEO対策を行うべき大切な要素となっています。

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メタタグの「ページ概要」を最適化する9つのポイント

メタタグの「ページ概要」を最適化する9つのポイント

 

メタタグで記載するテキスト情報を空白にしたり、適当な文章で埋めたりしても、記事の投稿自体は可能です。しかし、この「ページ概要」を最も集客に役立つよう最適化しておけば、検索結果の一覧において格段に有利となります。

 

そこで、今回はGoogleのパートナー企業として知られるデジタルマーケティング会社「Reliablesoft.net」のブログより、9つのポイントをご紹介しましょう。

1. 適切な字数を守る

メタタグの「ページ概要」は、全角80160字(半角160320字)にまとめる必要があります。長すぎたり短すぎたりしないよう、この範囲に収めるよう注意して文章を練りましょう。短すぎるとページの魅力が伝わらなかったり、長すぎると検索結果に採用されても全文が表示されなかったりするためです。

2. 各ページ固有の文章にする

ホームページやカテゴリーページを含め、すべてのWEBページの「ページ概要」は、必ず固有の文章になるよう編集します。同じカテゴリーに入るブログページや関連商品の詳細ページなどでも、完全なコピーペーストは避けるのが得策です。単なる複製ページではないことを踏まえて、きちんと編集しましょう。

3. ページ内容を正確に要約する

メタタグで記載する「ページ概要」は、有益かつ魅力にあふれたものでなくてはいけません。検索利用者がサーチ結果の一覧を見た際、どのWEBページが最も興味深く有用かを判断する重要な材料である「サイトの紹介文」として表示されるためです。

 

ユーザーが探している情報に関連したページかどうか、その短い文章だけで理解してもらえるよう、内容を正確に要約しましょう。個々のページと直接関係のない情報は含めないでおくことも重要です。

4. 自動生成に任せない

WEBサイトを作る際に使用するコンテンツ管理システム(CMS)のなかには、メタタグ用のページ概要文を自動生成してくれるものがあります。ただし、管理者の手間を省いてくれる利点がある一方で、こうした自動生成ではしばしば意味のない単語の羅列となってしまうケースもあるため注意が必要です。

 

たとえば単純にコンテンツ最初の半角160字に書かれている内容に基づいて作られるなど、自動生成では適切なページの要約文ができるとは限りません。

5. キーワードを含める

メタタグで記述する内容は、先述のとおり、検索ランキングに直接影響を与えるものではないとされています。しかしそれは、ページ概要文にキーワードを入れる必要がないという意味ではありません。

 

ユーザーが検索したキーワードが「ページ概要」に含まれる場合、通常それは検索エンジンによって太く強調表示されます。ユーザーの目に素早く働きかけ、いかにその関連情報を含むページであるか理解させるためにも、適切なキーワードを含めて記述することが大切です。

6. 包括的な記述を避ける

先述の23にも通じることですが、メタタグで記載する「ページ概要」は、それぞれユニークであることが求められており、一般的な内容では不十分と考えられます。全体的なブランドイメージや企業のモットーなど、どのページにも通じる内容はたくさんありますが、そのような包括的な記述はなるべく避けるのが賢明です。

7. 適度に訪問を促す

競争相手が一覧となって表示される検索結果において、サイトへの訪問を促す記述は有効です。ただし、過度な勧誘は逆効果となるため、適度な範囲にとどめなくてはいけません。その加減や具体的な方法を効率よく学ぶには、自社がターゲットとしているキーワードを検索し、実際に競合他社が書いている「ページ概要」を読んでみることです。

 

また、そこで必ず他社とは異なる営業文句を考え、差別化を図ることも重要となってくるでしょう。

8. 最終更新日を含める

流行や常識は日々変化し、一般的なページであっても、ユーザーは古い情報よりも新しい情報を重視する傾向があります。そのため、最終更新日をページ概要文に含めることも、競合ページに差をつける最適化のポイントです。ニュースやイベント告知など、随時更新される内容がユーザーにとって有益なWEBページに関しては、特にその効果が期待できます。

9. ユーザーに有利な情報を含めて差別化を図る

検索結果には、同じようなWEBページがたくさん表示されます。その中からユーザーに訪問先として選ばれるために、有利となる情報がある場合は、できるだけページ概要に含めましょう。

 

たとえば、ECサイトの場合、商品自体のセールスポイントのほかに、「送料無料」「返金保証」などと記載することがそれにあたります。「同じ品物を買うなら、このサイトから購入する方が有益だ」とユーザーに伝えられる情報が有効です。

まとめ

本文から情報を的確に抜粋し短い文章にまとめる

 

本文から情報を的確に抜粋し短い文章にまとめるという作業は、手間と時間がかかります。ましてや限られた文字数の中で、必要な言葉を一字一句吟味して興味深い文章に練り上げるのは、WEBマスターにとってもなかなか難しいものです。

 

ページ作成に長い時間を割いたあとは、つい自動生成に任せて楽をしたくなることもあるでしょう。しかし、その短い「ページ概要」が集客力に与える影響を再認識し、ぜひ最適化のポイントを踏まえた納得のいく紹介文を完成させてみてください。

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